スギ花粉症の舌下免疫療法

  • HOME
  • スギ花粉症の舌下免疫療法

スギ花粉症の舌下免疫療法

スギ花粉症は、スギ花粉が原因(アレルゲン)となっておこるアレルギー疾患です。
花粉症に対し経口薬、点鼻、点眼薬は症状を軽減する対症療法となります。しかし、毎年花粉の季節には薬の使用を続けなければならないことが多い様です。
スギ花粉症の治療法のひとつに、アレルゲン免疫療法(減感作療法)があります。
アレルゲン免疫療法は、アレルギーの原因となっている抗原(アレルゲン)を少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を緩和させたり、長期にわたり症状をおさえる可能性がある治療法です。
アレルゲン免疫療法は従来から皮下注射により行われて来ましたが2014年より舌下投与が保険適応になりました。舌下投与は皮下投与と比較し注射による痛みを伴わず、自宅で服用しますので通院回数も少なくすみます、そしてアナフィラキシーなどの重大な副作用が少ないことがメリットとしてあげられます。しかし、口腔掻痒感、口内炎、口腔内の腫れや腹部症状、じんましん、呼吸器症状が出現することがありますので初回投与時30分は経過観察をさせていただきます。

治療を始めるにあたっての確認

○ スギ花粉症にしか作用はありません。
○ 治療薬の服用(舌下に2分間保持)を毎日継続する必要があります。(最低2年間の治療継続が必要)
○ 少なくとも2週間から4週間に1回の受診が必要となります。
○ アレルゲンを投与することから、全身や局所のアレルギー反応が起こるおそれがあり、まれに重篤な症状が発現する可能性があります。
○ すべての患者さんに作用が期待できるわけではなく、作用があって終了した場合も、その後作用が減弱する可能があります。
○ 2月~4月の花粉飛散期に治療は開始できません。(開始は秋からをお勧めします)
継続が必要な治療になりますがスギ花粉症でお悩むの方はぜひご相談ください。